御挨拶

 本日は御覧頂きまして誠に有難うございます。
この堺、岩室の地に長年の夢でありました、うなぎ処「神吉」を開店させて頂くことになりました。
私の両親がうなぎが大好きで大阪に出たときは必ずいづもやで買って帰りました。
お年寄りや障害者に優しい段差のない店を作りたかったので道路面からバリアフリーになっております。
 私は京都が好きで京都の町屋を再現したいと想って店のデザインをしました。
一文字瓦に丸窓・出格子・虫小窓・奥庭は京都近代美術館にある楓の木に似た木を造園屋さんにお願いして探して頂きました。
外観の壁は少し派手ですが祇園、一力茶屋の壁色に似た茶壁に櫛引仕上げにしまし
た。


 
店内入ってすぐ左の画は上村松園の「序の舞」です。この店を作るにあたって、ぜひともかけたかった画です。かなり重たい額なのであらかじめ下地を丈夫にして頂ました。
 店内右手の画六点は井堂雅夫の木版画です。
又店内に展示してあります陶器は一部を除いて私の友人で陶芸家で画家の故 山中日出男の作品です。酒が好きで、うまい酒を飲むには、うまいアテを、うまいアテには、よい器と・・・画家でありながら陶芸を創めた人物です。
いろいろと書きましたが本日は御来店の皆様に少しでも至福の時を過ごして頂きましたら、私共にとりまして、このうえない幸せでございます。
ぜひ、又の御来店を心よりお待ち申し上げております。
               神吉 店主